Author Archives: 院長

一般名での処方について

後発医薬品があるお薬については、患者様へのご説明の上、商品名ではなく一般名処方(有効成分の名称で処方すること)を行う場合がございます。

これにより、特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品を迅速に提供することが可能となります。その際には患者様に対し十分な説明を行うことを心掛けております。

マイデーコンタクトレンズをご使用の皆様へ

コンタクトレンズのマイデーにおきまして、販売会社である、クーパービジョンのシステム切替のため、受注・出荷等が停止となっております。

出荷定期機関中(5月30日~6月5日まで)は注文は可能ですが、商品の到着は6月6日以降となります。

ご理解ご協力お願いいたします。

 

リジュセアミニの取り扱いを開始しました。

当院では、4月末よりリジュセアミニの取り扱いを開始しております。

以前より当院では近視進行抑制としてマイオピン点眼の取り扱いがありましたが、マイオピンはシンガポールより個人輸入にて販売していたのですが、2025年4月より参天製薬より販売となりました。

リジュセアミニ点眼液とは?—日本初の近視進行抑制薬

近視の進行を抑えるための新たな選択肢として登場した「リジュセアミニ点眼液」。これは、日本で初めて承認された近視進行抑制薬であり、特に成長期の子どもたちの視力を守るために開発されました。

リジュセアミニの特徴

  • 主成分:アトロピン硫酸塩水和物(0.025%)
  • 作用:眼軸長の伸びを抑制し、近視の進行を遅らせる
  • 使用方法:1日1回、就寝前に点眼
  • 安全性:防腐剤を含まない一回使い切りタイプで、小児にも安心

近視進行抑制の重要性

近視は単なる視力低下ではなく、進行すると網膜剥離や緑内障などの合併症リスクが高まることが知られています。特に学童期に進行しやすいため、早期の対策が求められています。

リジュセアミニの効果

国内で行われた臨床試験では、24ヵ月間の使用により、近視の進行を有意に抑制することが確認されました。また、3年間にわたり効果が持続することも示されています。

まとめ

リジュセアミニ点眼液は、近視の進行を抑えるための画期的な治療法として注目されています。特に成長期の子どもたちの視力を守るために、早めの対策が重要です。近視の進行を抑えたい方は、相談の上、適切な治療を検討してみてはいかがでしょうか?

しばらくは、マイオピン点眼との併売になりますが、マイオピンがなくなり次第リジュセアミニに変更していく方向となりますのでよろしくお願いします。

 

GW中の休診のお知らせ

平素より当院をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

2025年度のゴールデンウィーク中の休診日を以下の通りご案内申し上げます

  • 休診期間:
    • 4月27日(日)~4月30日(水)
    • 5月3日(土)~5月6日(火)

皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

オアシスマックスの取り扱いを始めました。

当院では非常に多くのソフトコンタクトレンズの取り扱いをしております。

今回、いち早く新しいJ&Jのコンタクトレンズ、アキュビューオアシスマックスの取り扱いを開始しました。
使い捨ての1dayタイプのソフトコンタクトレンズとなりますが、アキュビューシリーズ史上最高の快適性とうるおいが特徴のレンズとなります。

今までは、アキュビューオアシスというレンズがアキュビューシリーズの中では一番よく十分に1日快適に使えるレンズでしたが、保湿成分が変わることにより涙液の快適性、HEVフィルターにより光のノイズをカットすることで夜間のまぶしさもカットできます。

実際につけてみた感想ですが(当院で取り扱いのレンズは全て試しております)、非常に快適で丸1日使用してもPC作業が非常に捗り、ドライアイの私でも乾燥なく使用できました。

ただし、プレミアムレンズなだけあって非常に値段が高いです。
通常のオアシスでも十分な方はオアシスで、PC作業が多くドライアイが非常に強い方には非常にいいと思います。UVカットもついております。
通常の1dayタイプと遠近のタイプと2種類ございます。

ぜひ、お試ししたい方は来院し実際に試して下さい。

 

 

 

年末年始の休診のお知らせ

年末年始の休診のお知らせ

平素より当クリニックをご利用いただき、誠にありがとうございます。

年末年始にあたり、下記の日程で休診いたします。

休診期間: 2024年12月29日(日)から2025年1月5日(日)まで

患者様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。 皆さまにおかれましては、素晴らしい新年をお迎えください。

多焦点眼内レンズ(ビビティ)について

当院では現在、さまざまな老眼矯正多焦点眼内レンズの取り扱いをしておりますが
本年度より眼内レンズのトップシェアのalconの最新眼内レンズ Clareon Vivity(クラレオン ビビティ)の取り扱いを始めました。

従来の多焦点眼内レンズ特有のデメリットを最小限に抑え、単焦点眼内レンズのメリットを持ち合わせている眼内レンズです。

ビビティの特徴
1.単焦点レンズと同等のコントラスト感度を有するため
2.多焦点眼内レンズの特有の副作用である ハロー、グレアといった症状がほぼないため視界が良好である
3.遠方、中間視力、実用的な近方視力がでる(ほぼ裸眼で生活ができる)

といった従来の多焦点レンズのデメリットを極力減らしたレンズとなります。

ここの部分は、多焦点眼内レンズを入れた方に多い副作用ですので注意です。
通常の多焦点レンズを入れた場合、暗くなったときに車のヘッドライトを見たときにまぶしく光の周りにリング状のものが見えるようになったといわれることがあります。

ただし、ビビティに関してはこの副作用がほぼないといわれており夜間の運転にも支障がないといったメリットがあります。

 

 

以前は適応外であった緑内障や黄斑部の疾患がある病気に対しても手術が可能となりました。
よって多焦点レンズが希望でしたが、病気のため単焦点レンズしか無理という状況ではなくなったのが非常にありがたいです。
ただし、もとの病気が治せるわけではないので例えば緑内障によって視野が欠けていた場合それは残るので視力が思った以上に出ない場合もあります。

ビビティのデメリット

いいとこづくめのレンズに思えますが、デメリットもないわけではなく、他の3焦点眼内レンズと比べて、近くの見え方がやや弱くなるため状況に応じて老眼鏡が必要となる場合があります。
カタログ上では40cm の近方においては他の3焦点レンズは1.0出ているのに対し、0.6程度となり若干距離を離してみるか老眼鏡を要する場合があります。

その点では普段から細かい作業が多く本、新聞などを裸眼で見たいという方は3焦点レンズの方がおすすめとなります。
ただし、生活に必要なある程度の生活するうえでは眼鏡がなくても支障はないと思います。

現在のところ、乱視対応のレンズはまだありませんので強い乱視がある方はお勧めできません。
メリット、デメリットを知ったうえで失敗のないように選んでいただくことをお勧めします。

当院では日本国内で使用できる多焦点レンズをとりそろえておりますが、種類が多い分、非常に選ぶのが困難になってきております。

もちろん、以前からある単焦点レンズの方が良い場合もありますので、もし希望される場合は相談の上で個々にあった眼内レンズをお勧めさせていただきます。

 

夏季休診のおしらせ

いつもご利用いただき、ありがとうございます。当院では以下の期間、夏季休診をいたします。

  • 休業期間: 8月13日(火)から8月15日(木)
  • 再開日: 8月16日(金)

休業期間中は診療・予約業務を休止いたします。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

近視進行抑制薬マイオピン点眼の取り扱いについて

ご覧いただきましてありがとうございます。
マイオピンという点眼薬をご存じでしょうか?

これは小児期の近視の進行を軽減させることを目的に配合された点眼薬としてSingapole National Eye Centreの研究に基づいて開発されております。
低濃度のアトロピンは近視の進行を遅らせるという点で統計的にも臨床的にも有意義な効果が確認されている治療法の1つです。近視の進行を平均60%軽減させる点眼薬といわれております。

当院では従来マイオピン点眼0.01%の取扱いをしておりましたが
今月より0.025%のみに変更させていただきました。

 

従来の0.01%と比較したグラフにおいては0.01%より0.025%においてより強い近視抑制効果がでておりかつ0.05%ほどではないにしろ副作用が少ないという報告があります。
当院でも多くの方が使用されていますが現在のところ副作用などは聞いておりません。

現状市販されているものが0.01%と0.025%となりますがより近視進行を抑える意味で、今後はこちらのみ当院では処方させていただきます。

https://www.myopine-eyelens.sg/